占術15選!占いの種類と特徴一覧まとめ

皆さんご存知の通り占いには世界には沢山の種類があります。

有名な占術だけでも50種類以上があり、占い師が独自に改良した占術も含めると数え切れないほど沢山あります。

そんな占いですが、命(めい)・卜(ぼく)・相(そう)の3種類に大別することが出来ます。

生年月日などを元に人の運命を占うのが「命」、時間や方位などを基準にして事象を占うのが「卜」、人の体など目に見えるものを元に現在の影響や今後の運勢などを占うのが「相」です。

どんな悩みを占うのかによって最適な占術は変わってくるので、どれが当たるというよりは、悩みに応じて使い分けるのが上手な占いとの付き合い方です。

本記事では占術ごとに特徴を記載していきます。

西洋占星術

命・卜・相
発祥 メソポタミア地方
特徴 人が生まれた年月日と時刻をホロスコープに描き、星々の運行を観察することで社会現象や人間の運勢を推理・分析していく占術

世界で最もポピュラーな占術が西洋占星術です。

出生の生年月日と時間から、社会現象、人間の過去・現在・未来を推理、分析していきます。

人の出生や社会現象が発生する瞬間の星座宮と惑星を図表化したホロスコープを用いて鑑定を行います。

テレビや雑誌で取り上げられる「星占い」は太陽星座だけで鑑定を行いますが、西洋占星術は10種類の星を用いる点で異なります。

四柱推命

命・卜・相
発祥 中国(1100年代)
特徴 「年」「月」「日」「時」という4種類の数字を元に、十干と十二支を配して、その相互関係を見る占術

四柱推命は「年」「月」「日」「時」という4種類の数字を元に、十干と十二支を配して、その相互関係を見る占術です。

4種類の数字をベースにしているので「四柱」、得られたデータを組み合わせて運命を推測するので「推命」、というのが占術名の成り立ちです。

宿曜占星術

命・卜・相
発祥 インド→日本(800年)
特徴 「二十七宿」と「七曜」を元に相互関係を見る東洋占星術

宿曜とはインド占星術をベースとする東洋占星術で、密教占星術とも呼ばれています。

日本では平安時代に空海が「宿曜経」という密教の経典を持ち帰ったことが宿曜占星術のルーツと言われています。

宿曜の宿とは「星宿」のことを指し、曜とは「七曜」のことを指します。

自分の「宿」と「曜」の組み合わせで自分の性格や運勢を占います。

数秘術

命・卜・相
発祥 古代ギリシャ(紀元前6世紀)
特徴 生年月日や姓名などから特定の計算方法によって算出される数字を用いて人の運勢を占う占術

生年月日や姓名などから特定の計算方法によって算出される数字から人の運勢を占う占術を数秘術と言います。

数秘術には「ピタゴラス式」「カバラ」「モダンヌメロロジー」などいくつかの種類がありますが、最もポピュラーなのがカバラ数秘術です。

カバラ数秘術で用いる数字は「1~9」のひと桁の数字、そして特別な数字として「11」と「22」、計11種類の数字です。

これらの数字から、どの数に支配され、どのような性格を持ち、どのように生きていくべきか等を明らかにします。

九星気学

命・卜・相
発祥 日本(1924年)
特徴 生れた年月日の九星、干支、五行を組合わせて方位の吉凶を占う占術

九星気学とは、生まれた年月日に対応する九星と干支、五行を合わせた占術を指します。

宇宙のあらゆるものは自然法則の流れに従って循環していて、互いに影響を及ぼし合っており、何物もこの自然の法則の流れに逆らっては存在しえない、というのが気学の根本的な考え方です。

この自然法則の流れを調べて吉凶を察知し、人生に役立てようとするのが気学の役目です。

ヘリオセントリック

命・卜・相
発祥 アメリカ(1990年)
特徴 天球の中心に地球ではなく太陽を配した(=地動説)西洋占星術

ヘリオセントリック(Heriocentric)とは、地動説を採用している西洋占星術を指します。

西洋占星術と言えば、一般的には宇宙の中心に地球があり、その他の惑星は地球の周りを回っているという「天動説」の考え方を採用しています。

天動説を採用している西洋占星術のことをジオセントリック(Geocentric)と呼びます。

タロット占い

命・卜・相
発祥 フランス(1392年)
特徴 22枚、または78枚のカードを用いて引き当てた絵柄から人の運勢を占う占術

タロット占いとはタロットカードを用いた占いの一種です。

非常に歴史の長いカード占いで、古代ギリシャの時代には既に誕生していたと言われており、トランプの原形とも言われています。

タロットカードには22枚の大アルカナと56枚の小アルカナ、計78枚のカードがあります。

スプレッド(展開)したカードの絵柄から人の性格や運勢を占います。

ルーン占い

命・卜・相
発祥 ドイツ(2世紀)
特徴 ゲルマン人が使用していたルーン文字が記された石などを用い、出た文字の組み合わせで人の運勢を占う占術

「ルーン文字」を使用して運勢を占い占術のことをルーン占いと言います。

ルーン文字とは古代ゲルマン民族が使用していた文字で、ルーン文字には願い事を叶えたり魔除けのような神聖な力があると考えられておりました。

ルーン文字を書き込んだ25個の小石を使い、出た文字によって運勢を占います。

アストロダイス

命・卜・相
発祥 不明
特徴 占星術の記号が記された12面体のダイス(サイコロ)を使用し出た目の組合せで運勢を占う占術

占星術の記号が記された12面体のダイス(サイコロ)を使用する占いをアストロダイスと言います。

使用するダイスは全部で「惑星ダイス」「星座ダイス」「ハウスダイス」の3種類があります。

これら3種類のダイスを同時に振ったり個別に振り、出た目の組合せで運勢を占います。

六爻占術

命・卜・相
発祥 中国(漢代)
特徴 周易から派生した占術で、コインの表を陽、裏を陰とし、陰陽の結果を六十四卦で見ることで万物の事象の説明を試みる占術

六爻占術(ろっこうせんじゅつ)とは、古代中国の占術「周易」から生まれた占術の一つです。

周易の占術に陰陽五行や十二支の要素を加えて誕生した占術とされています。

コインを手の中でシャッフルをして机の上に落とす、これを6回繰り返します。

コインは表=陽 裏=陰とし、その陰陽の結果を六十四卦で見ることで結果を判断することが出来ます。

ビブリオマンシー

命・卜・相
発祥 フランス(1963年)
特徴 日本語で「書物占い」を意味し、書籍のページをランダムに開き当該ページの単語や小節から運勢を読み解く占術

ビブリオマンシーとは日本語で「書物占い」を意味します。

書籍を用意してランダムにページを開き、当該ページの単語や小節を選ぶという占術です。

どの書物を用いるかは国や宗派によって異なり、キリスト教徒であれば聖書、イスラム教徒であればコーランを用いるのが一般的です。

梅花心易

命・卜・相
発祥 中国(北宋時代)
特徴 年月日時や占おうとするその瞬間の周囲の物から数字を取って易卦を立てる占術

梅花心易(ばいかしんえき)とは、年月日時や占おうとするその瞬間の周囲の物から数字を取って易卦を立てる占術です。

中国の北宋時代に邵庚節(しょうこうせつ)と呼ばれる易者・儒教者によって生み出された占術です。

生年月日と時間の数字を易占の八卦と六十四卦に置き換えて運勢を判断するのが最も一般的です。

夢占い

命・卜・相
発祥 古代ギリシャ
特徴 夢のなかで見た事象から、現在の心理状態や未来に起こる出来事などを判断する占術

睡眠時にみた夢から意味や運勢を鑑定する占術が夢占いです。

夢の種類と意味は、紀元前1世紀の、古代ギリシャのアルテミドロス著「夢判断の書」がルーツとなっています。

しかし、実際の鑑定の現場では占い師によって夢の解釈は大きく異なります。

姓名判断

命・卜・相
発祥 日本(明治時代)
特徴 人の苗字と名前の字画を5つの運格に分類し、それらの数字等から性格や運勢の吉凶を判断する占術

人の苗字と名前の画数から、その人の性格や運勢を判断する占術が姓名判断です。

姓名判断にも流派がありますが、人の姓名で使用する文字の画数から5つの格数を算出し、それらに与えられた伝統的・経験的な解釈に基づいて解釈を行うものが主流です。

手相占い

命・卜・相
発祥 古代インド
特徴 手のひらの肉付きや線から人の性格や運勢の吉凶を判断する占術

手のひらに刻まれている線(手相)から人の性格や運勢を見る占術が手相占いです。

手相には「西洋手相」と「東洋手相」があります。

東洋手相では手のひらを八卦と呼ばれる8種類のゾーンに分類し、西洋手相では「丘」と呼ばれる10種類のゾーンに分類します。

日本で広く普及している手相は主に西洋手相です。

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