
「家の鍵が見つからない…」「どちらを選べば良いか分からない…」こういう悩みにオススメなのがダウジング占いです。
ダウジング占いは、失せ物や選択肢を迫られた時によく利用される占術です。
「霊的な存在が答えを導き出しるのでは?」と考える人もいると思いますが、実際のところ人の意識や体で占っているのです。
ということで、今回はそんな不思議なダウジング占いについて分かりやすく解説していきます!
また、的中率についてもお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
ダウジングとは?
ダウジングとは、「
力を入れずに棒を持つと、勝手に棒が動くという現象が起こります。
昔は棒が反応するところに水脈、鉱脈があるとして、よく利用されていました。
ただし、ダウジングは科学的根拠がなく、枝を用いた占いの一種とされています。
ちなみにダウジングに使用する棒のことを「ロッド」と言い、振り子のことを「ペンデュラム」と言います。
ダウジングで占う場合、ロッドよりペンデュラムを使用することが多いです。
ペンデュラムとは?
振り子の重り部分のことを「ボブ」と言い、ボブには水晶・アメジストなどの天然石を用いることが多いです。
ペンデュラムには円錐型の天然石やマカバスターなど様々な形状がありますが、とくに先の尖った円錐型が一般的によく使用されています。
また、最近ではペンデュラムがアクセサリーとして販売されていることもあるようですね。
ダウジングの原理
ダウジングのペンデュラムは、一見「霊が動かしている」「不思議な力が働きかけている」かのように思えますが、実際は脳と力の原理でペンデュラムが動いています。
ダウジングを使う本人に、無意識に反応して筋肉が動く作用「不覚筋動」が起こり、その力がペンデュラムに伝わり揺れているだけなのです。
ちなみに不覚筋動が起こる理由に「潜在意識」があります。
自覚していない心の奥底にある意識「潜在意識」が、「不覚筋動」を引き起こし、ペンデュラムが動くという原理です。
つまり、ダウジング占いは「潜在意識を引き出して占うもの」「直感力を高めて占うもの」と考えても良いかもしれません。
ダウジングのやり方
先程もお伝えしたようにダウジング占いは、潜在意識に働きかけて占います。
潜在意識の中には既に答えが眠っている場合があり、
- 失くした物を見つけたい
- 今後好きな人とは上手くいくのか知りたい
- どのアイテムを買うべきか迷っている
など、失くし物を探す時や選択肢がある場合に占うことが多いです
ちなみにダウジング占いで用意するものは以下の通りです。
- ペンデュラム
- 机
- 椅子
- ペンデュラムシート(あってもなくてもどちらでも可)
それでは次にダウジング占いのやり方について解説します。
まずは、静かな空間をつくり、気持ちを落ち着かせましょう。
先程もお伝えしたようにダウジング占いは、潜在意識を引き出して占うものですから、精神を整えることはとても重要です。
過去や未来に不安を抱いたり、あれこれと余計な考えを持たないように、今に意識を集中させてください。
深呼吸をして、肩の力を抜きましょう。
次にペンデュラムを実際に手に持ってみましょう。
まずは椅子に座り、腕を固定させるために机に肘を置きます。
続いて利き手の親指と人差し指でペンデュラムのチェーン挟んで持ちます。
チェーンのどこの部分を持つかは、ダウジングの反応が感じられるところであれば、長めに持っても短めに持っても問題ありません。
ペンデュラムのボム部分が右・左・前・後ろと、どの方向にも自由に動くことができれば良いでしょう。
続いて、ペンデュラムの動きと自分の意識を合わせる作業をしていきましょう。
まずペンデュラムを自分の意思で縦の方向に揺らします。
この時に「時計回りに動いてください」とペンデュラムにお願いをしてください。
ペンデュラムが反応したら、再度ペンデュラムを縦の方向に揺らして、次に「反時計回りに動いてください」とお願いし、確認できたら、またペンデュラムを縦の方向に揺らしてください。
以上の作業を一つずつ繰り返していき、横・ななめなどの動作も確認していきましょう。
次に、ペンデュラムでYES・NOのサインを確認します。
ペンデュラムを静止させた状態で、ペンデュラムに「YESの時の動きを見せてください」とお願いしましょう。
この時、ペンデュラムのボブ部分が動き出すと思います。この時の動きが「YES」のサインです。
続いて「YES」のサインを求めた時と同じように「NO」のサインもチェックしてください。
次に、先程確認したYES・NOのサインがしっかりと反応するか、ペンデュラムに簡単な質問をしましょう。
質問の内容は、YES・NOとハッキリと答えられるものが良いでしょう。
たとえば、「今日は〇月〇日ですか?」「私は〇〇県〇〇町に住んでいますか?」などです。
先程確認したサインと答えの内容が合っていれば、ダウジング占いの事前準備は完了です。
※正しい反応を示さなかった場合、再度YES・NOのペンデュラムの反応をチェックする作業に戻ってください。
それではダウジング占いで実際に質問してみましょう!
ダウジング占いは、シンプルにYES・NOで答えられる質問をしていくことが重要です。
たとえば、「家の鍵を失くたから見つけたい!」という場合は「私は〇月〇日に鍵を失くしましたか?」と聞いて反応をチェックします。
反応が確認できたらペンデュラムを静止させ、次に「家のリビングで鍵を失くしましたか?」というように具体的に質問していきましょう。
YES・NOの動きがない場合は、どちらでもないと考えて良いでしょう。
また、ペンデュラムの動きが分かりにくかったり、自分の判断に自信がない場合は、ペンデュラムチャート(アーク)を使用するのがオススメです。
ペンデュラムチャートとは、紙に描かれた半円を2分割に区切り、図の中にYES、NOと描き込まれたチャートのことを言います。
ペンデュラムチャートは、YES・NOといった質問だけでなく、4分割、10分割にすることができ、選択肢が多い時にも利用することができます。
動かない場合は?
ダウジング占いが上手く出来ない場合は、「質問が曖昧」ということが考えられます。
ハッキリとYES・NOで答えられる質問内容でしょうか?
具体的かつ明確に答えられるような質問事項を用意しておきましょう。
また、何度やっても上手く動かない場合は、精神的に疲れていたり、乱れていたりする可能性があります。
潜在意識にアクセスするには、気持ちをリラックスさせて心を整えることが大切です。
どうしても落ち着かないようなら、日を改めて再度ダウジング占いにチャレンジしましょう。
ちなみに、ペンデュラムを浄化させるのも効果的と言われています。
ボブ部分の天然石を太陽や月の光に当てたり、お香を焚いたりして、天然石のエネルギーも整えましょう。
ダウジングの的中率は?
何度も言いますが、ダウジング占いで大切なのは潜在意識を上手く引き出すことです。
ダウジング占いは、何回も練習することで潜在意識を上手く引き出すことができます。
そのためダウジング占いで鑑定してもらう場合は、ベテランの占い師さんに依頼するのが好ましいのです。
ただ、ダウジング占いは何回も練習することで当たる確率が高くなるため、自分で占う場合は「上手く出来ない!」と焦らないことです。
何度も楽しみながらチャレンジしましょう。
まとめ
ダウジング占いは、「目に見えない存在」などの力を借りるような占いではなく、「潜在意識を引き出して占うもの」です。
潜在意識にアクセスしたり、上手くコントロールするには、それなりの練習が必要です。自分でダウジング占いを利用するのであれば、まずは心を整えてたくさん練習しましょう。
ダウジング占いができれば、本当の自分の答えを導き出せるはずです。
探し物が見つかったり、最良の選択ができるでしょう!