鎌倉の占い師・杏童先生に取材!女性にとっての幸せとは

昨今、女性の未婚率は急上昇し、女性の生き方は多様になりつつあります。

「いずれは結婚をして子供を産みたい」と考えている人もいれば「一生結婚したくない、仕事だけに生きる!」と考えている人もいると思います。

ただ、今の時代だからこそ「女性にとっての幸せな生き方とは何か?」と悩んでいる方もいるでしょう。

そこで今回は、占いを通して真実を伝えてくれる、鎌倉で占い師をする杏童先生にインタビューをしました。

杏童先生は30年以上、オリジナル占術である運命統計学を使い悩める女性を多く鑑定してきました

また杏童先生は「杏童占学舎」を開校しお弟子さんをたくさん抱えているベテランの占い師さんです。

そんな長年占いをしてきた杏童先生に「女性にとっての幸せ」や「女性が占いを利用する際の注意点」など色々と伺う事が出来ました。ぜひ、ご覧ください。

どういう方が多く利用しますか?


——鎌倉ということで観光客の方が多く利用されるのですか?

杏童先生:僕の占いは完全予約制ですので観光客の方はほとんど見ません。

僕の場合は、お客様のご紹介や口コミが多いです。また昔から利用されているリピーターの方や神奈川県にお住いの方が多く利用します。

あと、新規でいらっしゃる方はネットで僕のホームページをみて鑑定フォームから依頼されます。

鑑定フォームから依頼される方が4割、リピーターの方が6割と言う感じです。

——やはり女性の方が占いを利用する人は多いですか?

杏童先生:前は90%が女性でしたが、最近は男性のお客様も増えてきて女性70%・男性30%です。

女性は恋愛相談が多いですが、男性は恋愛の相談と言うより将来の不安、仕事などの悩みが多いです。

——相談内容は昔と今では変わりましたか?

杏童先生:10年前に東北で震災があり、3年前には九州で震災がありました。鎌倉は風致地区なので5階以上の建物が少なく津波が来た場合はここらへんはダメになってしまいます。

なので災害は自分の身に起こるリアルな事だと感じ、相談内容がヘヴィになり「私はいつまで生きられますか?」と聞く方や彼氏もおらず結婚もしていない方が「一番最初に産む子供は女の子ですか?男の子ですか?」と真剣に聞く方が多くなったと思います。

得意な相談内容は?

——得意な相談内容はありますか?

杏童先生:恋愛・結婚・不倫・仕事など人生全般悩みを聞きます。

また飲食店のプロデュースやお店作りのお手伝いもしていますので恋愛ばかりの相談だけではありません。

仕事で開業したい人には、仕事に対して不安な部分をどう支えてフォローしてあげるのかと常に考えてはいます。

——運命統計学とはなんですか?

杏童先生:運命統計学と言うのは僕のオリジナルの占術です。

運命統計学をやろうと思ったきっかけは長年占いをやってきて「こういう手相の人はこういう人生を歩む」「こういう人相の人はこういう経験される事が多い」と自分で自然と分かりはじめ、統計を取ってみようと思ったからです。

データを元に、どういう手相を持っている人がどういう性格をしているのかなど、確率を算出し占いをしているのでリアリティのある占いが出来ていると思います。

僕の占いでは手相・人相・方位・スピリチュアルリーディングを行いますが、基本的に人が幸せになるにはどうしたら良いか説明をします。

占い師として心がけていることは?

——占い師として心がけていることを教えて下さい。

杏童先生:占術では手相・人相・方位を見ます。手相はその人の人生のシナリオです。僕は個人的な感情で物事を言わず、手相を通して「今書いてあるシナリオはこの通りです」とその人にシナリオを教えます。

また、僕が心がけていると言うより弟子達に「答えは一通りではない」と言う事は常に伝えています。

僕は運命統計学を教えていますが、僕が教えているからと言って僕と同じような答えになるのかと言うと、そうではありません。

大体40人の弟子を抱えていますが、40人の答えがあります。

どの答えでもお客様にしっかり伝わり納得してくれるのか、リピーターになってくれるのか、腑に落とせるのか、というお話を弟子達にしています。

なので着飾る事もしなくて良いですし、耳障りの良い事ばかり言う必要もないと考えています。

例えば武器をたくさん持っていても使い方が中途半端だったら意味がありませんから、自分で使いこなせる武器を一つ持って占った方が良いです。

基本的に占いは時間が決まっています。決まっている時間内にお客様の為に占う事が大切であって、占術をたくさん勉強しても優れた答えが出せる訳ではありません。

なのでお客様には、そういう考えを持っている占い師さんに鑑定してもらいたいなと言う想いはあります。

占い師さんの選び方は?


——占い師さんの選び方を教えてください。

杏童先生:僕は杏童占学舎という占い教室を開いていますが、占いは国家試験ではないので「自分は占い師だ」と簡単に言えます。

なので、しっかり占いに向き合っている占い師と言うのは、毎回予約が入り占いという稼業でご飯を食べて生業にしている人だと思います。

また先程もお伝えしましたが、例えば占い師さんの中には派手な格好をする方や大きなアクセサリーをしている方がいます。それは運の悪い人の運気を跳ね返す為だと言われています。

占い師さんを選ぶ時にこういったお話が出来る占い師さんなのか、占いのボキャブラリーを持っているのか、ということも占い師さんを選ぶ時には見た方がいいです。

ただ、あまりにも専門用語を多用するとクライアントさんは何を言われているのか分からないので離れていく傾向があります。

つまりボキャブラリーが無さ過ぎても駄目ですし専門用語を多用し過ぎるのも良くありません。

こういった事は占い師さんの経験値によって大きく変わりますので実績がしっかりあるのか確認した方が良いです。

また僕は霊感はありませんし、弟子の中にも霊感を持った占い師さんは一人もいません。

例えば「守護霊がいる」と占い師さんに言われたとしても僕に見せてくれる訳でもありませんし、僕の身代わりになってくれる訳でもありません。

守護霊を信じたい気持ちも分かりますが「あなたには見えないけど私には見えます」と言われても今一つ腑に落ちないでしょう。

僕は手相・人相・方位、運命統計学をしていますが、占いは統計だと考えます。

こういう手相をしている人は離婚する、結婚したら幸せになるなど、その人の手相を見ながら説明をすれば、お客様も納得すると思います。

せっかく占い師さんにお金を支払うんだったら、自分の身になるような自分の腑に落ちる答えを言ってくれる占い師さんを選ぶ事が重要です。

なので占い師さんの占い歴だけでなくお客様の口コミを確認する事も大切です。

——占いはどのくらいの頻度で利用した方がいいですか?

杏童先生:例えば手相は変わると言われていますが、僕らは手相は変わるという言い方をしません。「手相は動く」と言います。

大体普通の方だと3ヶ月から6ヶ月の短いスパンで運気が動きます。

なので、運気が気になるような芸能人、プロのスポーツ選手、ご自身で商売されている方など人気商売の方も多く利用します。

そういった方は半年~1年に1回は必ず鑑定をしに来られます。

占いは10年後20年後と一生分の事が全て分かる訳ではありません。

日本は地震が多い国ですから大地震が起こったら全て意味がありません。1番良いのは1年後~半年後くらいのスパンで占っていく事です。

——ユーザーが相談をする上で気を付けることはありますか?

杏童先生:お客様の中には「相手の気持ちを知りたい」と言う人がいますが、「相手には彼女がいて、更に自分で何もアクションを起こしていない。」と言う場合があります。

相手の気持ちを知りたいと言っても、どう考えても相手の気持ちは自分ではなく彼女に向かっています。

なので、そういった場合は「まず、あなたが相手に好意を持っていると伝えましょう。ただ、告白をするとかではなく『奢るので二人でお茶を飲みませんか?』と誘うのです。そこで行動を起こして相手がけんもほろろに断ったら見込みはないと言う事です。しかし男性は相手が自分に対してどう思っているのか分からないと、自分で何も言えませんから、まずはあなたが玄関口は開けてあげるのです。」とお伝えします。

自分から積極的な行動をする事によって少なからず相手からは気になる存在になります。

まずはここから恋愛が始まります。怖い気持ちもあると思いますが待ちの姿勢では駄目です。

なので、何も起こっていない状況で占いにお金を使うのは勿体ないので、「起承転結」の「起承」が起こった時に占いを使った方が良いと思います。

印象的だった相談者様のエピソードを教えて下さい

杏童先生:身長が低くてふくよかな女性が「先生、彼氏が出来ません。」という悩みで鑑定をしに来ました。しかし手相を見てみると、とても良い手相をしていて異性運も結婚運も良かったのです。

なので「あなたは、せっかく良い手相で運も持っているんだから、まずは運動をした方が良い。他の女の子と同じリングに上がってから異性運の上げ方や結婚運のあげ方を教えます。」とお伝えしました。

厳しい事を言いますが他の女性と同じリングに上がるまでは自己責任です。

ただ、こういう事を言うと怒ってしまう人もいるんです。しかし、その女性はもう一度僕のところへ来て「先生の言う通りにスポーツクラブに通い5キロ痩せました」と報告しにきてくれました。

その女性は前に鑑定をしに来た時とは違い、自信のある顔でとても変わりました。そういった報告を受けると嬉しいです。

少なからず占いをしにくると言う事は今の状況から変わりたいと思っている訳です。わざわざ鑑定料金を支払っているんだから変わらないといけないんじゃないかと思います。

変わると言うのは楽しい訳ではありませんから、自分の運気を動かしたいと思うなら、そのくらいの覚悟を持たないとお金の無駄遣いになります。

失礼にあたってしまうかもしれませんが、耳障りの良い事ばかりではなく、その人の為になる事をお伝えする事が僕の仕事だと思います。

女性が幸せになるコツは?


——女性が多く占いを利用していると思いますが、今まで悩みを聞いてきて女性が幸せに生きる為のアドバイスがあればお願いします。

杏童先生:女性と言うのはタイミングが大切です。女性は妊娠がありますからタイミングを逃すと悲しい人生を送る事もあります。

そういった事を正直にお伝えするのが占い師の役目だと思います。

ちなみに女性ホルモンのバランスとドーパミンの活性化は関係しています。

人にも寄りますが、基本的には25歳の時に結婚したいと考え、25歳を過ぎると結婚の意欲などが落ち着き、また30歳くらいになると子供を産みたいと考え、32歳あたりでまた落ち着きます。

最後の波は35歳くらいです。

これは女性ホルモンのバランスが関係しているのですが、僕はその人の手相をみて「あなたにとって何歳が一番女性として良い時期」なのか逆算します。

統計学で言うと、5年以上お付き合いをして結婚した場合は離婚率42%となります。

5年以上付き合うと、お互い嫌いにはならないけど男と女の関係でなくなってしまったり、女性は子供を産むと愛情が子供にいき、旦那さんは愛情を求めてやんちゃをして別れると言う結果があります。

また、お付き合いをして1年未満で結婚した場合は約40%は別れます。1年弱ではお互い分かり合えませんし、結婚は一族同士の結びつきなので、家族同士で問題があると別れてしまいます。

なので、1番理想はお付き合いして2年くらいです。

始めの1年くらいでお互いの愛を確かめ合い、残りの1年は家族と上手くいくか、と言うところを見極める期間で2年です。

そういった事も考慮しながら女性としての良い時期を算出するのです。

——女性ホルモン、つまりドーパミンを活性化させる為にはどうしたら良いですか?

杏童先生:女性ホルモンのバランスとドーパミンの活性化を発揮する為にはトキメキが大事になります。

トキメキと言ってもゲームや芸能人というようなバーチャルの世界でキュンとするのではなく、例えば配達のお兄さんにキュンとした方が良いのです。配達のお兄さんが荷物を運んでくれる時に何かあるかもしれないと思う方がリアルです。

仕事で生きていく事も大切ですが、トキメキは絶対に仕事では穴埋めが出来ません。

女性は、少女から女性になり母親になろうと成長しますが、母親になる前に成長が止まってしまうと病気になってしまう場合があります。

確かに仕事で生きていくことも立派な事ですが、女性に生まれた以上は女性として幸せも考えなければいけません。

もちろん女性の幸せのゴールが結婚や家庭を持つ事だとは言いません。実際に結婚してから自分の人生を狭めてしまう人、不幸になってしまう人も山ほど見てきました。

しかし、考え方にもよりますが、女性に生まれたなら、結婚の1回や2回、子供の1人や2人、産んでみよう!と言う気持ちの方が頼もしいと思います。

運が良い人・悪い人の特徴はありますか?

杏童先生:最初は手相と人相をみないと相手がどんな人なのか分かりませんでしたが、2万人以上鑑定をし、今ではお客様の人相や雰囲気でどういう人なのか分かり、裏付けの為に手相を見ています。

普通の人には分からないと思いますが、人中(暗柱)が立っている人は運気が悪いと言われています。また厄は人に移るので、厄を持っている人には近づかない方が良いとされていますが、普通の方では厄があるかどうかは分からないと思います。

開運方法は?

——運を悪くしない為に普段から出来る開運方法はありますか?

杏童先生:日本は、お住まいの半径500m以内に絶対神社がありますから、例えば初詣に行く時は大きな神社に行く前に近くの神社の氏神様にご挨拶をする事です。

氏神様はその土地を何百年も守ってくれている本当の大家さんです。

持ち家でも借家でも氏神様にご挨拶をしないと最低限の厄は払ってくれません。

なので一番最初に自分の住所と名前を伝えて「家内安全無病息災、よろしくお願いします。」と年に1回だけでも良いので言う事です。それだけでだいぶ違います。

また、自分で「少し気が落ちているな。気合いを入れて欲しいな。」と思ったら、まず最初に氏神様のところへ行くことです。

占い師になったキッカケは?


——占い師になったキッカケを教えて下さい

杏童先生:僕には師匠がおり、芥川賞をとった作家の先生で占いは趣味程度でやられていたのですが、初めてその方が僕に「当たる占い」を見せてくれました。

そこで師匠が僕の手を見て「お前は占い師の手だぞ」とおっしゃったので、それを信じて占いに興味を持ち勉強を始めました。

昔は雑誌やテレビなどに出た事があり、そこでお客様が増えて口コミが広がりました。

すると、予約が入り続け、気が付くと30年やっていました。続けよう、頑張ろうと思った事はありません。

占い業界は今後どうなると思いますか?

杏童先生:ネットにはあらがえないと思います。少なからずネットであれば気軽に占う事が出来ますし、ネッでの占いはポピュラーになってくると思います。

しかし本物の占い師は対面鑑定の良さを認識しており、人の顔を見てコミュニケーションを取ることでお客様の腑に落ちるようなリアルな言葉を伝えられると思います。

チャット占いではニュアンスも伝わらないし、実際にどう伝えたら良いのか悩んでいる占い師もいます。

占い師になり、占いで食べていきたいという人はたくさんいますが、食べていける人はほとんどいません。

それだけ知識や向上心を持って、占いに向き合っている人でないと占いは出来ないと思います。そういった占い師さんが対面で鑑定出来る環境がもっとあれば良いなぁと思います。

今悩みを抱えている人にメッセージをお願いします。

杏童先生:皆さん悩みを持っていると思いますが、例えば悩みを5つの球だと考えてみてください。

あなたの前に悩みの球が5つ横並びになっているので、どれから手をつけたら良いか分からず、同じ悩みで何度も考えてしまったり、ずっと悩み続けるのです。

しかし、球を前ならえの様に縦に並び直して番号を振ってあげて下さい。重要だと思う順に悩みを1、2と番号を振ると、1と2が解決して、意外と3、4、5の悩みが消えている事があります。

常に悩みは新しく生まれてくるので、1個1個悩みを潰していく癖をつけた方がいいです。

大掃除のように今年の悩みは今年中に消さないと、次から次へと悩みは増えていきます。そうすると、どんどん「自分は悩んでばかりいる人間なんだ」と自己嫌悪になります。

自己嫌悪とは自分を嫌いになる病気ですから心身症になり鬱になってしまう事もありますから、自分を色々な意味で成長させなければいけません。

なので悩みを自分自身で解決しても良いですし、人に解決する方法を聞いても良いです。方法はいくらでもありから、とにかく自分で作った悩みは自分で潰していくしかありません。

ただ、悩みを解決する為に占い師が必要でしたら、僕は手助けしてあげられるような立場でありたいとは思います。

杏童先生の基本情報

占い・鑑定メニュー 料金
対面鑑定 1時間程:6,000円(税込)
遠隔鑑定 5,400円(税込)

etc…

【基本情報】
住所:神奈川県鎌倉市由比ガ浜1丁目3−3由比ヶ浜ビル2F カフェこすもきっちん店内
申し込み方法:完全予約制・公式サイト杏童占学舎鑑定フォームにて
【占術】
手相・人相・方位・運命統計学

まとめ

以上が杏童先生のインタビューです。

杏童先生は30年以上占いをし様々なお客様を鑑定したからこそ、耳障りの良いことばかりではなく、時には厳しい事や核心を突く事も伝えてくれる、本当に優しい占い師さんだという事が分かりました。

またお客様に分かりやすい説明をし、その問題を取り除く為にどうしたら良いのか、と心がけているからこそリピーターが絶えないのだと思います。

今まで「占いだけでは解決出来なかった」と言う人は、真実を伝えてくれて気付きを与えてくれる杏童先生に鑑定してもらいましょう!

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